excelでcsvファイルを開くと文字が変換されてしまう
投稿日:2015-07-02 カテゴリ:windows
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csvやtsvなどのテキストファイルをエクセルで編集すると文字が勝手に変換されてしまうこともあります。
ここでは勝手に変換されないようにする方法を紹介します。
勝手に変換されるケース
- 電話番号のようにゼロで始まる文字列の先頭のゼロが消されてしまう。
例) 09012341234 → 9012341234
- 日付の書式が書き換えられてしまう。
例) 2015-07-02 → 2015/7/2
- 住所の番地が日付に書き換えられてしまう。
例) 1-2-3 → 2001/2/3
勝手に書き換えられないようなcsvの開き方
1. 元のファイルはこんな感じ
2. スタートメニューからエクセルを立ち上げる
- ファイル名を指定して実行(windows key + R)
- 「excel」と入力
- 「OK」
※この開き方でなくてもいいです。
3. データの取り込み開始
- 上部メニューから「データ」のリボンを開く
- 「テキストファイル」をクリック
- 取り込むCSVファイルを選択
- 「開く」

4. 1/3 テキストファイルウィザード
- 「カンマやタブなどの区切り文字・・」を選択
- 「次へ」

5. 2/3 テキストファイルウィザード
- 「カンマ」を選択
- 「次へ」

6. 3/3 テキストファイルウィザード
- 「データのプレビュー」のところで全てのセルを選択する(選択すると黒くなる)
- 「文字列」を選択
- 「完了」

7. 既存のワークシートへ取り込み
- 「既存のワークシート」(今開いているワークシート)へ取り込みます。
- 「OK」

8. 取り込み完了
- 試しにデータを編集して新たにCSV形式で保存してください。

9. CSV形式で保存
- 「名前を付けて保存」
- 「ファイルの種類」で「CSV(カンマ区切り)(*.csv)」を選択

10. 警告が出るが気にせず
- 「一部の機能が失われる」という警告が出るが気にせず「はい」を

11. ファイルを確認
- ダブルクォーテーションが消えてますが問題はありません。
- もしダブルクォーテーションが必要であれば下記の正規表現置換でダブルクォーテーションをつけることができます。
- 置換前 ^ → 置換後 "
- 置換前 ¥r¥n → 置換後 "¥r¥n
- 置換前 , → 置換後 ","
